その歯磨き法は間違っているかも?正しい歯磨きの方法とは?

虫歯を作らないようにと会社が学校、外出先にも歯ブラシセットを持参し、食後に必ず歯磨きをしている、という人でも虫歯が出来てしまうケースがあります。

その場合は、歯磨きの方法が間違っている可能性がある、と言えます。

毎食後に歯磨きをしている、という事実のみに満足していて、きちんと歯磨きが出来ているかどうかを意識していないと、せっかくの歯磨きをしている時間とその労力と自分で構築した生活習慣が無駄になってしまいます。

このようなことにならないために今回は、改めて虫歯の原因と正しい歯磨きの方法を知って、虫歯予防の一助としてください。

なぜ虫歯が出来るのか

なぜ虫歯が出来るのか、という原因については早い人では幼稚園から、通常では小学生のころから繰り返し事あるごとに教えられてきたことかもしれません。

ただ、それを日々の生活の中では思い出すことはありませんよね。

虫歯の原因となるのは、通称『虫歯菌』と呼ばれる『ミュータンス菌』が口内にある糖分を栄養素として代わりに歯を溶かす酸です。

まずはミュータンス菌が糖を取り込んで増殖すると歯垢のベースとなる粘着質の物質を排出します。

その粘着質の物質が、歯に付着するとさらにそこに細菌がどんどん集まってきて酸を排出するのです。

これが虫歯の原因となる歯垢というわけですね。

歯垢は歯にべったりと密着しているのでうがいした程度ではすべて洗い流すことは出来ません。

特に歯と歯の間、歯間に入り込んでしまった歯垢は歯ブラシではなく、デンタルフロスか歯間ブラシで掻き落とす必要があります。

正しい歯磨きの仕方とは

毎食後、きちんと歯磨きをしているのに虫歯ができてしまった、と悩んでいる人はこの歯間の歯垢を歯磨きで落とし切れていない可能性があります。

歯間の歯垢は歯ブラシの先が届かないこともあるため、くまなく歯垢を落とすためには歯磨きの際に歯ブラシとデンタルフロスあるいは歯間ブラシの併用をする必要があるでしょう。

それだけではなく、歯ブラシの状態や歯ブラシを歯に当てる角度も非常に重要です。

まず、使用している歯ブラシの毛先が開いていないことです。
使い続けると歯ブラシの先が摩耗して開いてくるものです。

それは歯ブラシを使う以上必ず生じることなので、これは新しいものに買い替えるしかありません。

でなければ歯磨きの効果が著しく落ちてしまいます。
あまり効果の出ない歯磨きに時間と労力を費やすのはとてももったいないことです。

同じ時間と労力を費やすのであれば、高い効果が出るように毛先の開いていない歯ブラシを使うべき、と言えるでしょう。

次に、歯ブラシを歯に当てる角度ですが、歯に対して歯ブラシを90度の角度で当てるように意識しましょう。

必ず歯の根元から歯茎も一緒に磨くようにすると歯茎と歯の間の歯垢にもブラシの先が届くようになります。

歯ブラシを動かすときは、できるだけ細かく上下に動かすとより効果的です。

何本かの歯をまとめて磨くのではなく、1本1本を別々に磨くことをイメージしながら歯ブラシを動かすとより丁寧は歯磨きができます。

歯ブラシで磨いた後はデンタルフロスか歯間ブラシですが、歯間に入ればどちらでも効果は同じです。

スムーズに歯間に入る方を選んで使うといいでしょう。

歯を磨くタイミング

歯を磨くタイミングとしては、毎食後磨くことが理想ではありますが、それが難しい場合はうがいだけでもしておくことをおすすめします。

可能であれば、フッ素が配合された洗口液でうがいすると虫歯予防にはより効果的です。

「1日に1度しか歯磨きをしない」という人は、夜寝る前のタイミングで歯磨きをすることをおすすめします。

寝ている間は虫歯の進行を抑制してくれる唾液の分泌量が減少してしまうため、虫歯が日中よりも進行しやすい状況になるのです。