虫歯には大敵?!栄養豊富な牛乳の落とし穴

カルシウムやたんぱく質をはじめ、多くの栄養素が含まれていることで知られる牛乳ですが、歯を強くするカルシウムを多く含む一方で、歯を溶かす原因となる物質も多く含まれていることをご存じですか?

それは『乳糖』という物質です。

乳糖をご存じの方は、おそらく牛乳を飲むと下してしまう体質の方ではないでしょうか?
身体が乳糖を消化・分解できない症状を『乳糖不耐症』と言います。

乳糖はその名の通り、糖分ですので牛乳を飲んだ後歯磨きをせずに放置すれば当然、虫歯の原因となってしまいます。

乳糖は虫歯の原因とはならない、という人もいますが、乳糖も糖の一種ですので虫歯の原因となり得る物質です。

寝る前の歯磨きは肝心!

夜寝る前に飲んで歯磨きをせずに就寝しているとすぐに虫歯になってしまいますので、就寝前に牛乳を飲む場合は、飲んだ後に必ず歯磨きをしてから就寝するようにしましょう。

そうすることで、虫歯の原因になるからと生活から牛乳を排除せずに牛乳のメリットだけを享受することができます。

外出先などで牛乳を飲んだ場合は、ミネラルウォーターなどでうがいをする習慣をつけることをおすすめします。

栄養豊富な牛乳ですので、体質の問題で飲むことが出来ない方を除いては積極的に摂りたい食品です。

ですので、牛乳が原因となって虫歯になってしまった、ということにならないように対処法を知っておかなくてはいけません。

もし、牛乳を愛飲していて虫歯に苦しんでいるという場合は、虫歯の原因が牛乳にあるということも考えられます。

自分の生活習慣を見直した時、牛乳を飲んだ後にきちんと歯磨きやうがいをしていなかった場合は、今日からでも遅くないので牛乳を飲むことと歯磨きやうがいをセットで考えるように習慣を変えていきましょう。

そもそも虫歯はどのようにして出来るのでしょうか。
虫歯の原因となるのは、『ミュータンス菌』と呼ばれる菌です。

ミュータンス菌とは

ミュータンス菌は口の中にある糖分を栄養として摂取し、歯を溶かす原因となる酸を排出します。

この酸によって歯を構成する成分であるリンやカルシウムが溶解してしまい、虫歯となっていくのです。

ミュータンス菌にとって最も望ましい環境は糖分が長く口の中にあることです。

例えば大きなキャンディをずっと舐めていたり、チョコレートを食べたり牛乳を飲んだ後に歯磨きをしないといったことです。

糖が常に口の中にあるとミュータンス菌はどんどん増殖し、酸を排出し続けます。
そうなってくると、唾液による酸の中和が追い付かず虫歯が進行することになるのです。

乳糖を消化・吸収できない人がいるように、虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。

これは妊娠中や産後の授乳しているときに母体がどのような食事をしていたかに関わってきますので、妊娠していたり授乳している人は、栄養バランスが整った食事をすることを今後心がけてください。

自分が虫歯になりやすいかなりにくいかは、実際に虫歯になってみて歯科医に自分の歯がどのような状態であるのかを診てもらわないと判断できません。

しかしそのためだけに虫歯を作るのは愚の骨頂というものです。

歯科医に自分の歯の状態を診断してほしい場合は、定期検診に行くことをおすすめします。歯科医院は虫歯の治療のためだけに行くものではありません。

現在の自分の歯の状態をチェックしてくれるところでもあります。