紅茶で虫歯予防が出来るってホント?

日常生活の中でしている虫歯予防というと、食後の歯磨きが代表的な方法ですが、そのほかにキシリトールガムを噛む、洗口液を使うなどの方法があります。

これらはどうしても『わざわざ』やっている感覚がありますよね。
やらなければ虫歯になってしまう、という考えがどうしても浮かんでしまいます。

しかし、嗜好品を楽しみながら虫歯予防できるとしたら、これほど素晴らしいことはありませんよね。

紅茶を飲むことがベスト

虫歯予防に紅茶を飲むことが効果的な理由として挙げられるのは、紅茶に含まれる『カテキン』や『テアフラビン』という成分に歯垢が歯に付くのを予防する効果があること、紅茶に多く含まれる『タンニン』には、フッ素が含有していることです。

フッ素は多くのハミガキにも配合されている虫歯予防に効果のある成分で、歯の表面のエナメル質を強化してくれる働きがあります。

歯磨きや洗口液は食事のついでに出来ることではありませんし、キシリトールガムが習慣になっている人でなければ、煩わしく感じることもあるでしょう。

しかし、嗜好品である紅茶の場合は、自宅でマイボトルなどに入れて会社や学校に持っていくことが可能ですので、いつでもどこでもTPOさえわきまえていれば飲むことができます。

もともと紅茶が好きな人にとっては、これ以上ない朗報と言えるかもしれません。

では、1日にどのくらいの紅茶を飲めば虫歯予防に効果的なのでしょうか。

アフタヌーンティー発祥の地であるイギリスにある栄養財団が出した報告によると、虫歯予防を目的とする場合、紅茶を1日に3回飲むことを推奨しています。

これから食事の時の飲み物を紅茶にするだけですから非常に手軽ですよね。
ただ、紅茶が苦手な方もいますね。

紅茶独特の渋みや苦みが苦手という人は、少々砂糖を入れても紅茶の虫歯予防効果に変化はありませんので、砂糖はもちろん控えた方がいいですが、どうしても無糖のストレートティーでは飲むことができない、という場合は、少量の砂糖を加えて飲むといいでしょう。

食後にどうしても歯磨きが出来ない状況というのは、会社勤めをしていたり、外回りの仕事であったり、学校に通っているとよくあることですね。

紅茶があれば虫歯予防が可能

その方法は、紅茶で口内をすすぐことです。
つまり紅茶でうがいをするわけですね。

これなら食後に歯磨きが出来ない状況があったとしても虫歯予防効果を得ることができます。
特に糖分の多いものを食べたあとには、紅茶でのうがいをおすすめします。

ただ、紅茶の飲み過ぎには注意が必要です。

というのは、虫歯予防には効果のある『タンニン』には歯の着色汚れの原因にもなる物質でもあるからです。

1日に3回とわざわざ明記してあるのは、歯に着色汚れが付くリスクを少しでも下げるためでもあります。

ですので、前述の紅茶を使ったうがいはせいぜい1日に1回にしておき、残りの食事の後にはしっかりと歯磨きをすることが歯に汚れが沈着することを防ぐためには必要になってきます。

何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如しと言います。

虫歯予防のために、歯の見た目がよろしくなくなることは誰も望まないでしょう。

節度をもった飲み方をすれば、紅茶は虫歯予防にはとても力強い味方になってくれます。それを踏まえた上で、上手に紅茶を使った虫歯予防を行っていきましょう。