歯科医の歯磨き法を知って実践してみよう

虫歯になってしまうと、歯科医院に行って歯を削ったりしなくてはいけません。

歯科医院独特の器具や器具が作動する時の音と削られるときの、あの何とも言えない感覚が『虫歯を削っている』という現実を結びついてしまって、虫歯治療のために歯科医院に通うことに恐怖感を覚える人は少なくありません。

幼児や児童はもちろんのこと、成人ですら歯科医院の器具類が怖いために虫歯の治療には行かない、という人もいるほどです。

しかし、初期虫歯ならともかく進行した虫歯は歯科医院に行って治療を受けなければ完治することはありません。

ただ、虫歯治療のために虫歯治療に通うことを避ける方法があります。

それは、虫歯を作らないことです。

当然、と思うかもしれませんが1日に何度か食事をするたびにしっかりと歯磨きをするというのは、忙しく日中は会社勤めをしている人や学生さんたちにはなかなか難しいものがありますよね。

歯を磨けるときにしっかり虫歯の原因となる歯垢を取り去る歯磨きの方法を知り、それを実践することで虫歯のリスクを減らすようにしましょう。

最も参考にすべきなのは、虫歯治療の専門家である歯科医が実践している歯磨きの方法です。

歯ブラシを歯に当てる角度を調節する

歯科医が歯を磨くとき、歯ブラシを歯に90度の角度で当てて磨いています。

その方法をスクラビング法と言い、最も効率よく歯垢を落とすことが出来ると言われる方法です。

奥歯などの歯ブラシを歯に当てる角度を90度に調節することが難しい部分は、適切に歯ブラシの角度を調節したり、歯ブラシを縦にすることで万遍なく磨いているのです。

歯ブラシを歯に90度の角度で当てるためには、力いっぱい磨いてはいけません。

歯ブラシの先が歯に当たり過ぎて角度が変わってしまいます。
ですので、力を抜いて優しく磨きましょう。

歯ブラシで磨いた後にはデンタルフロス

虫歯が最もできやすいのは、歯ブラシの先が届かない歯間です。
約9割の虫歯は歯間から発生するとまで言われています。

ですので、デンタルフロスを使って最も虫歯ができやすい歯間の歯垢を除去しなくてはいけません。

毎回の歯ブラシのあとに行うことが効果的な虫歯予防につながります。

ながら歯磨きをする

ながら歯磨きとは磨きをしている間、歯磨きのみに集中しないことです。

これをする理由は、できるだけ歯磨きの時間を長く確保するためです。

1回の歯磨きで15分ほど磨くことを歯科医は実践しています。

ただ、1日に何度も歯磨きをするのに、15分間洗面所などの鏡の前に立って歯ブラシを動かすだけというのは、なかなか根気のいる作業になってしまいます。

ですからそれを避けるために、テレビを見たりタブレットを見たりしながら歯磨きをすることで、歯磨きの時間を長く感じさせないようにしているのです。

もちろん、漫然と磨くのではなく、磨き残しのないように時々歯磨きに意識を戻すことが必要条件になります。

寝る前は必ず磨く

毎食後磨くことが望ましいですが、個人によって生活習慣は異なります。
歯科医は1日に2回以上の歯磨きを実践しています。

特にはずせないのが寝る前の歯磨きです。

というのは、寝ている間は虫歯の進行を抑制する唾液の分泌が減少するため、虫歯ができやすい時間となるためです。

毎食後に磨いていたとしても、寝る前にもう一度磨くことをおすすめします。

食後30分経ってから磨く

食後の歯磨きというと、食後すぐに磨くというイメージがあるかもしれませんが、歯科医は食後すぐには磨いていません。

というのも虫歯の原因となる酸が唾液によって中和される時間を待っているのです。

その時間が30分というわけですね。
酸が中和されたタイミングで歯を磨く方が虫歯が出来にくいというわけです。

しかし唾液の分泌量が少ない人は、酸を中和する働きも弱いことがあるため、食後すぐに磨いた方がいいと言われています。